平山 健太KENTA HIRAYAMA

FS営業部 2013年入社

アイスクリームの
テイクアウト需要に応える

 全国展開しているアイスクリーム専門店に、カップ、スプーン、ボックスなどの提案営業をしています。アイスクリームの場合はパッケージの保冷性が重要であり、機能性の高さが求められます。
 コロナ禍の影響もあって自宅に持ち帰るニーズが増えたため、カップアイスが複数個入るテイクアウト用ボックスのリニューアルを提案しました。ポイントは三つ。一つ目は保冷性で、ダンボール素材を多層にして断熱性を高めました。二つ目はオペレーションで、お店でアルバイト従業員もスムーズに組み立てられるよう配慮しました。三つ目は安全性で、食品を入れる容器である以上、素材や形状はもちろん、工場での製造環境も含めて細心の注意を払うのは当然のことです。
 こうして自分の提案したパッケージが採用され、実際に使われると、ついお店を覗きに行きたくなります。従業員の方が問題なくボックスを組み立てているか、アイスを購入した方のリアクションはどうか、よく観察して次の提案に生かすつもりです。

部門の垣根がない
風通しの良さが魅力

 私は入社以来アイスクリーム一筋。新人の頃は右も左もわかりませんでしたが、3年目頃からお客様と円滑にコミュニケーションがとれるようになり、「こういうパッケージができないか」と要望や問い合わせをいただくことが増えました。私は、与えられた課題が難しいほど燃えるタイプ。いつも、「なんとかして応えたい」という気持ちで取り組んでいます。
 今はマネージャーとして部下の管理をする立場でもあります。もともと伊藤景パックは部門の垣根がなく、風通しの良さが魅力の会社。その社風を大切にして、部下が働きやすい職場づくりをしています。私自身、新人の頃からのびのびと仕事をさせてもらったので、部下にも同じように自分の裁量で自由に動いてもらい、意見を尊重しつつ、大事なところだけ締める、という接し方を心がけています。
 伊藤景パックは、優れたノウハウを持つ関係工場が数多くあり、社内には提案営業を支えるマーケティング部門があります。そうした社内外の密接な連携が、仕事の幅を広げる力となってくれます。

仕事への興味から、
やりがいと夢が生まれる

 私は、父が菓子専門メーカーに勤務していたため小さい頃から菓子を食べることが多く、やがて菓子とパッケージはどういう結びつきがあるのか興味を持つようになり、伊藤景パックに入社しました。実際に仕事をして感じたのは、主役である食品を包むことで、その魅力を一層引き上げられるということ。消費者に伝わりやすいのは見た目の部分だと思いますが、それにプラスして機能性を持たせることで、今まで消費者の手に届けられなかった食品を店頭に並べることも可能になる。そこに面白さを感じています。そして「もっと機能的なパッケージを開発してみたい」という夢ができ、ますます仕事が楽しくなっています。
 就職活動中の学生の皆さんには、自分が興味を持てることは何かをよく考え、会社選びをしてほしいと思います。興味が持てる業界なら、やりがいを感じて働くことができるでしょう。与えられた仕事を人ごとと思わず、常に自分ごととして考えられる方と、ぜひ一緒に働きたいと願っています。

ある日の一日のスケジュール(出社~退社まで)

  • 8:00
  • 出社
  • 朝一番でメールをチェックし、一日のスケジュールを確認!

  • 9:00
  • 商談準備
  • 商談に欠かせないサンプル容器や見積書などを準備します。

  • 10:00
  • 打ち合わせ
  • 今日はどのお客様を訪問し、何を提案するか、社内で共有します。

  • 11:00
  • 提案資料作成
  • お客様からいただいた課題の解決策について、他部署にも相談にのってもらいます。

  • 13:00
  • 商談
  • 今日は2社を訪問。じっくり時間をかけてお客様の話を聞き、丁寧に提案をします。

  • 15:00
  • 帰社
  • 戻ったらすぐ商談内容をまとめ、次回の商談に必要なサンプルの手配や書類作成にかかります。

  • 16:00
  • 関係各社と打ち合わせ
  • お客様からいただいた案件への対応について、パッケージ製造会社と話し合います。

  • 18:00
  • 提案資料作成
  • より良い提案ができないか、とことん考えます。社内での情報交換からアイデアがひらめくことも!

  • 19:00
  • 退社
  • 夏も冬も、お客様のお店に寄ってアイスクリームを買って帰ります!